「着物が自分で着れたらかっこいい!」「着付けの資格を取って将来は人に教えたい」「着物を着た時のマナーや立ち振る舞いを学びたい」・・・
など、様々な理由で、女性に人気の習い事になっている『着付け教室』。
着付け教室には、着物を着る基礎を全く知らない人が数回のレッスンで着れるようになる初心者向けのコースから、他の人に着物を着せれるようになる中級コース、さらに上のランクの資格取得のための上級者コースまであります。
ですので、通っている人は若い世代から中高年まで色々です。
しかし教室によって、着物ができるようになるまでの回数、期間、カリキュラムの内容(着物の歴史から学ぶところもあれば、いきなり着付けに入るところも)が違ってきます。
また、それに加えてもしも働きながら通いたい人であればレッスンの時間帯や振替が可能かが気になるでしょうし、子育てしながらのママさんだったら費用や子連れが可能かも気になると思います。
ですので色々な着付け教室を比較するのが良いのですが、千葉県内にはかなりの数の着付け教室があるので比較するのもなかなか難しいと思います。
ということで、こちらでは千葉県にある着付け教室の中で厳選した10の着付け教室を紹介します。
千葉県で着付け教室を探している方は、参考にしてくださいね。
千葉県でおすすめの着物着付け教室10選
いち瑠 千葉校
いち瑠では、着物を着る技術だけでなく”着物を楽しむ”ことを重点に置いています。
ですので積極的にイベントや講座をたくさん開いていて、和の文化や作法を学ぶこともできます。(イベントや講座は誰でも参加可能)
日本和装協会認定校で、きもの着付けの資格を取得することもできますよ。
初級だと1レッスン500円で安いですよ。こちらだときもの一式・着付小物無料レンタルができます。レッスンは1クラス5名程度の少人数制で、振替や夜間の受講も可能です。月に1回はおでかけの課外授業もあって楽しそうですね。
無料体験レッスンがあるので、まずは体験からスタートするのが良さそうです。
電話番号:0120-988-693
公式ホームページ:https://ichiru.net/
きものレディ着付学院
きものレディ着付学院では、『早く』・『キレイに』・『鏡を見ない』をモットーに、「現代着付け」を教えてもらえます。
きものレディ着付学院では、無料で着付け教室の受講ができます。テキスト代・教室管理費として2,700円は必要になりますが、無料なのは嬉しいですよね。
着物や帯はレンタルセットもあります。もちろん持ち込みもok!ただし、着物・袋帯・名古屋帯・半巾帯・長襦袢・肌襦袢・裾よけ・足袋・腰ひも(4~5本)・伊達締め(2本)・帯板・帯枕・タオルは必要で、振替授業はできないので注意しましょう。
無料お試しレッスンの開講時期は年2回になっていますよ。お見逃しなく!
ハクビ京都きもの学院 野田教室
ハクビ京都きもの学院は、全国にたくさんある着付け教室の中でもわりと老舗の着付け教室です。ジョイフル恵利と同じグループになります、着付けの基本だけでなく、TPOに適った着こなし・メイク・立ち居振る舞い・マナーまでトータルに身に付けられる実用的なカリキュラムになっています。
全6階の短期集中コース、手ぶらでOKな2回レッスン、月3回月額9000円コースなどの手ぶらOK初心者向けコースから、資格取得コース、帯に特化したコースなど、種類が豊富です。もちろん、手ぶらで参加OKな無料体験レッスンもありますよ。
着付け教室以外の「和のおけいこ」もたくさんあって、ブライダル着付けのプロを養成・和裁・紙ちぎり絵などのお稽古があります。
電話番号:0120-42-6711
公式ホームページ:http://www.hakubi.net/
民族衣裳文化普及協会 船橋教室
民族衣裳文化普及協会は、着物の着付けから着物文化、仕立てなど着物に関する様々なレッスンがあります。
着付けは、3回で完結する初心者コースから、着物の基礎をじっくりと学べるコース、資格取得のためのコースなどがあります。
着物に関する講座やイベントもたくさん企画があるので、着付けだけでなく着物文化全体をたのしむことができます。
Respirar (レスピラール)
レスピラールは、初心者でも安心の着付け教室です。元々インテリアの仕事をしていた先生がアトリエのような雰囲気を…と内装にもこだわった教室です。埼玉や茨城から通っている人もいるんだとか。
レッスンの時間帯は、10時~、13時~、15時~、18時以降の夕方以降の時間枠になりますが、それ以外の相談にも乗ってもらえるようです。着物や道具一式全部貸してもらえるので、何もない状態でもレッスンが受けられます。レッスンが終わったあとにお茶菓子を出してくれたりしてリラックスできる時間をつくってくれますよ。
着付け kichi
kichiは、幕張の個人宅でしている着付け教室です。だから子連れでのレッスンも安心♪3人以上であれば出張着付教室もできます。マンツーマン~5人までのプライベートレッスンで平日の10:00~16:00の中で2時間程度の開催になります。初心者自装コースは8回12,000円、他装コースは10回13,500円ですよ。
短期(3回)浴衣講座もあり、浴衣の着付け、半幅帯変わり結び、着崩れについて、たたみ方、簡単ヘアアレンジ、簡単ヘアアクセサリー作り、ご希望や進路状態によって子供の着付け方などが学べます自装コース5,000円、他装コース6,000円ですよ。
きもの館 きもの教室
きもの館 きもの教室は、1授業75分でマンツーマン指導の着付け教室です。レッスンの時間はフリータイム制なので、仕事帰りの夜や育児の合間など自分の都合で受講しやすくなっています。マンツーマンのフリータイム制なので、授業振替の手間もいりませんし、毎週決まった時間を空ける必要がないのは忙しい女性には嬉しいですよね。子供が教室内の近くで遊べれば子連れでもOK!教室は子連れでも来やすいようにビデオなんかも用意してくれてるみたいです。
無料体験レッスンもありますよ。足袋だけ用意すれば、他の準備はいりません!
衣川着付け学院
衣川着付け学院は、柏市大津ヶ丘の着付け教室です。場所は16号線沿いにあるココスの隣です。
まったくの初心者で下着の付け方から習いたい方から技術を身につけプロの着付け師を目指したい方まで、色々な方が通っています。着物を持っていない方にはレンタルもあります。レッスンは少人数制か個人レッスンになります。
着物のTPOや作法、メイクや色使い、美肌作りなど着物の事が総合的に学べます。無料体験講座もありますよ。
電話番号:090-3134-1615
和もーど 成田校
和もーどは、前で結んで形を整えてから後ろへ回す「前結び」が学べる着付け教室です。成田校は、成田駅西口のセブンイレブンのビルの2Fになります。
レッスンは、•火曜日除く10時~12時、13時~15時、16時~18時、19時~で選ぶことができ、曜日・時間は振替OKになっています。
前結び基本コースは12回15,000円、その次の段階の教室開設を目指すためのステップアップコースは5ヶ月で月々6,000円、急ぎの場合のショートコースは
5回10,000円になっています。個人レッスンや、ゆかたの着付け教室もありますよ。
典雅きもの学院
典雅きもの学院は、全国350店舗ある”まるやまグループ”が運営する着物教室です。千葉県内でも22教室もあります。
初心者におすすめは週1回1レッスン90分の500円の着物ふれあいコース。この他にマンツーマンの個人レッスンや男性向けの着付け教室、資格取得のためのコースもあります。自宅や会社で習いたい方は出張レッスンなんかもできます。
2名~4名の少人数で、着物と帯については無料貸し出しもあります。手ぶらで参加OKな無料体験レッスンがありますよ。
電話番号:043-241-0671
公式ホームページ:http://www.tenga.jp/school/school.html?SclCode=scl0019
まとめ
千葉県内にはかなりたくさんの着付け教室がありました。特に千葉市・船橋市には数が多かったですね。
大手の着付け教室なら駅前やバス停が近いアクセスが良い場所、個人経営の着付け教室なら個人宅なのでアクセスがとても良い場所なわけではありません。
数回もしくは数年通うことになりますし、自分の着物屋小物類を持ち込むのであれば荷物にもなるので、着付け教室までのアクセスのことも選ぶ基準の一つとして考えておいた方が良いでしょう。
また、ほとんどの教室はレッスンが3~4人の少人数制かマンツーマンか選べるようになっています。
費用が少しかかってもじっくり先生に教えてもらいたい人はマンツーマン、アットホームな雰囲気で他の人とも交流しながら覚えたい方は少人数制のクラスが良いでしょう。
また、着物の歴史から学ぶところもあれば、いきなり着付けに入るところもあります。
もちろん着物の歴史や成り立ちなどから学ぶ方が本質的に学ぶ感じがしますが、なるべく早めに着付けの技術だけ学びたいのであれば技術の取得のみでも良いでしょう。自分の目的に合った方を選ぶことが大切です。
ほとんどの着付け教室が体験コースや見学会を行っています。まずはそれに参加して教室の雰囲気を知るのが良いでしょう。
千葉県の方が着物着付け教室に通う際の注意点
・千葉県内の交通事情を考慮しよう
千葉県は広いエリアにわたり、地域によって交通事情が異なります。千葉市や船橋市、柏市のような都市部では電車やバスが充実しており、移動に困ることは少ないですが、館山や鴨川といった房総半島の地域では車移動がメインとなる場合があります。教室が駅近であるか、車で通えるかを確認しておくと便利です。また、東京方面から通う場合、総武線や京葉線の混雑時間帯も考慮する必要があります。
・千葉の気候に合った着物選びを工夫
千葉県は温暖な気候が特徴ですが、地域によって違いがあります。海に近い浦安市や木更津市では湿度が高くなることが多いため、湿気に強い着物や着付け小物を準備しておくと良いでしょう。一方で、冬場の房総半島の内陸部(成田市や佐倉市)では朝晩の冷え込みがあるため、寒さ対策を忘れないようにしましょう。特に湿気対策として、通気性の良い素材や吸湿性のある肌着を選ぶことがポイントです。
・地域の行事や観光地を目標に
千葉県には着物が映える観光地や行事がたくさんあります。例えば、成田山新勝寺では初詣や節分の時期に着物姿の参拝客が多く見られます。また、佐原市の「佐原の大祭」は町並みが江戸の風情を残しており、着物で参加すると一層楽しめます。さらに、鋸山や養老渓谷などの自然豊かなエリアでは着物を着て散策すると、和装の魅力が際立つ写真スポットが多数あります。これらの行事を目標にすると、着付け教室でのモチベーションアップにつながります。
・初心者向けの教室選びを丁寧に
千葉県内の着付け教室は、千葉市や市川市、松戸市などの都市部に多く点在しています。初心者向けの教室では、簡単な帯結びや自分で着物を着る技術から丁寧に教えてもらえることが特徴です。少人数制のクラスやマンツーマン指導を行う教室を選ぶと、より理解が深まりやすいです。また、平日や休日など自分のスケジュールに合った開講日を選べる教室を探すと、無理なく通い続けられるでしょう。
・費用やレンタルサービスを確認
着付け教室の費用や道具の準備についても事前に確認しましょう。千葉県内では、都市部の教室ではレンタルサービスが充実している場合があります。一方、地方では自分で道具を揃える必要がある場合が多いです。例えば、帯や襦袢の購入費用が追加でかかることもあるため、予算を考慮した上で教室を選びましょう。また、教室によってはお試し体験や初回無料のレッスンを提供している場合もあるので、気軽に相談してみるのもおすすめです。
・千葉の文化と歴史を学びながら楽しむ
千葉県は歴史的な街並みや伝統文化が豊富で、着物文化を学ぶには最適な場所です。佐原市では江戸時代から続く町家が立ち並び、着物での散策が人気です。また、房総半島の外房エリアでは昔ながらの祭りや伝統行事が多く行われており、着物姿で参加することで地域の文化に触れることができます。教室で学んだ技術を活かし、観光地やイベントに積極的に参加してみましょう。
・着物で移動する際の注意点
着物を着て千葉県内を移動する場合、足元や天候に注意が必要です。特に雨の日や強風の日は、着物が汚れたり裾がめくれたりする可能性があります。傘や雨草履などの対策グッズを準備しておきましょう。また、千葉モノレールや京成線などの公共交通機関を利用する場合、混雑時間帯を避けて移動すると着崩れのリスクを減らせます。
・日常生活で着物を楽しむ工夫
教室で学んだ技術を日常でも活かすため、着物を着る機会を意識的に作りましょう。千葉市や市川市などでは茶道教室や華道教室が多く開催されており、着物での参加が推奨される場合もあります。また、家族や友人と一緒に和食のお店を訪れる際に着物を着ていくのも良い練習になります。
・着物を通じた地域交流を楽しむ
千葉県では、着物をテーマにしたイベントや講座が開催されることが多いです。特に、市川市や浦安市では和文化を楽しむワークショップや着物に関するセミナーが定期的に行われています。これらのイベントに参加することで、同じ趣味を持つ仲間と出会えたり、着物の知識を深めたりすることができます。
・復習と実践の場を大切に
教室で学んだことを忘れないためには、定期的な復習が重要です。千葉県内の着物レンタルショップや和文化体験施設を利用し、気軽に着物を着る機会を増やしましょう。また、自宅で着付けの練習を続けることで、技術がより確実なものになります。
千葉県で着物着付け教室に通う際は、地域の特性や行事を活用しながら、日本の伝統文化に触れる楽しい時間を過ごしましょう。