埼玉県にはたくさんの着付け教室があります。全国展開している大手の着物教室もあれば、個人宅でレッスンをしている着付け教室まで様々です。もちろん通い方、料金、教室の雰囲気はそれぞれなので、比較してみないと分かりません。
とは言ってもさいたま市だけでもたくさんあるわけですから、埼玉県内の着付け教室を全部調べて比較するのはかなり大変になります。
中には着付け教室を装って高額な着物を押し売りするようなあくどい教室もありますから、注意が必要です。
選び方のポイントとしては、
・自分の目的・目標に合っているか(初心者向け・資格取得向け)
・通いやすさ(立地・振替できるか)
・費用(無理せず払っていけるのか)
・着物や教材の販売・レンタル(押し売りはないか・着物や小物を持っていない場合はレンタルできるのか)
・集団レッスンなのか、個人レッスンなのか
公式サイトに書いてあることもありますし、実際に足を運んでみないとわからにあこともあると思いますが、この辺は選ぶ基準にした方が良いでしょう。
こちらでは埼玉県にある着付け教室の中で厳選した着付け教室を紹介していますので、埼玉県で着付け教室を探している方は、参考にしてくださいね。
埼玉県でおすすめの着物着付け教室
いち瑠
埼玉県の着付け教室ならば「いち瑠」が圧倒的におすすめです。
いち瑠は全国に約40教室も展開している着付け教室なので、大手ならではの安心感があります。小さなところだとつぶれた時とかが心配ですからね。
何か用意することなく手ぶらで無料体験を受けることができますので、気軽に始めることができますよ。
この無料体験は1~3名という少人数制なので、体験ですがしっかりと受けることができます。
また、「肌着」「裾よけ」「足袋」も受講料に含まれているので安心です。
埼玉県には「大宮校」「桶川教室」「川口校」「浦和校」「所沢校」「入間校」と6店舗もありますので、自分の家から通いやすいところを選ぶことができるでしょう。
日本和装
日本和装の着物着付け教室は無料で受けることができます。着物を着られる人が増えることで、和装文化が守られ、次世代へと受け継がれていくという思いのある業者です。
とはいっても無料だと成り立たないですので、カリキュラムの講座&販売会で、加盟店(生産者・メーカー・卸問屋)と受講者を直接結び、購入してもらえる機会を作り、その際に加盟店から販売仲介手数料をもらうという形で成り立っています。
日本和装の着付け教室は「さいたま新都心駅前」「浦和埼玉会館」「川口リリア」「上尾市コミュニティーセンター」「住まいるホテル北朝霞」「上戸田地域交流センター」「川越駅前」「上戸田地域交流センター」「川越駅前」「所沢文化センターミューズ」「越谷コミュニティセンター」「春日部市民文化会館」「久喜総合文化会館」「熊谷ロイヤルホテルすずき」「深谷市花園文化会館アドニス」「本庄市民文化会館」「和光市民芸文化センター」「ヒガシマツヤマシ民文化センター」「狭山市市民会館」「草加市文化会館」「市民プラザかぞ」等で行っています。
着物や帯を持っていない場合も着物と帯のレンタルをしてくれますので事前に連絡しておきましょう。
水玉堂
川越市にある、着物のレンタルやパーソナルカラー診断などもしている着付け教室です。本川越駅より蔵造り方面に徒歩10分くらいの場所です。
少人数制ではなくプライベートレッスンになっていて、初心者向けのコースは9回35000円になります。振替や急な都合の当日キャンセルも可能なようです。着物も小物類も教室用の無料のレンタルもあるので、無理して揃えずに実物を使ってみてからゆっくり購入することをすすめてくれています。(優しい)
「先生はゆるいのが売りです」と公式サイトにあるので、ゆるりと楽しく着付けが学べそうですね。経験者向けの単発レッスン、袴の着付けレッスン、2時間でできる浴衣レッスンなどもあります。
彩きもの学院 大宮校
彩きもの学院は、関東に9校ある着付け教室です。大宮校は、大宮駅東口から徒歩6分の場所にあります。
初心者向けのコースは2ヵ月で8回5900円です。着物を持っていない場合は、きもの・帯・長襦袢セットレンタルで2ヶ月通して3,500円になります。2ヵ月でゆかた・普段着~フォーマルの着付けまですべて手結びでマスターできます。
この他に、人に着せる、更に上の段階の着付け、着付け教室、知識の指導・教室運営などの、レベルや目的に合わせたコースが他の着付け教室よりも多いのが特徴です。初心者から極めたい人まで!
電話番号:0120-07-3005
公式ホームページ:https://www.saikimonogakuin.co.jp/school/detail.php?eid=00009
きものレディ着付学院
きものレディ着付学院では、『早く』・『キレイに』・『鏡を見ない』をモットーに、「現代着付け」を教えてもらえます。
きものレディ着付学院では、無料でお試し着付け教室の受講ができます。テキスト代・教室管理費として2,700円は必要になりますが、全8回が無料なのは嬉しいですよね。着物や帯はレンタルセットもあります。(ただし肌に直接身につける足袋・肌襦袢・裾よけ・紐本・長襦袢・伊達締めは必要)
無料お試しレッスンで自分の着付けはできるようになるので、その後は人の着付けや着物の知識を学んだり、講師認定のためのステップアップ講座を受けることもできます。無料でお試し着付け教室は年に2回しかないので、随時チェックしてくださいね。随時見学はOKですよ。
SAHO (和文化さくら)
浦和駅と南浦駅からバス+徒歩で15分程度の場所にある、個人宅の着付け教室です。30代後半の先生がマンツーマン~3名までのレッスンをしています。こちらから車で30分程度の場所であれば、出張レッスンも可能なようですよ。
着物は持っていなければレンタルできますし、和装肌着の代わりにブラトップやキャミソールワンピースなんかでもOKなようです。(和装肌着は買ってくださいって追われることが多い中、代用品でOKって珍しい!若い先生って感じですね。)
検定コース以外のオーダーレッスンは1回2500~3000円、訪問着検定コースは月3000円(月2回)・6000円(月4回)になりますが、学びたい課題や個人の目標に合わせたカリキュラムを提案してくれるようです。
時間・曜日は融通が利きそうですし、こんなに若い年代の先生は珍しいので、歳が近い女性やカジュアルに通いたい方は良いかもですね♪
須田和装学院
東松山市の洋服の青山の近くにある着付け教室です。東松山市幸町、野田、熊谷市、比企郡嵐山町にも認定教室があります。昭和52年から続く着付け教室で、「費用をかけずに身近な着物で手軽に着付けできること」を一番に考えているそうです。なので着物の販売はもちろんなく、安心ですよ。
レッスンは少人数制で、初心者向けかTら資格取得まで実用的な着付けを学べます。卒業後もサポートがあるのでアフターサービスもしっかりしています。料金は1ヶ月4回で4000円!とても安いです。(入学金3000円と維持費1000円は別途必要)
午前中だけでなく18時~のレッスンもありますし、講師と生徒さんの良い合う時間にレッスンを受けることも可能です。
愛宕さくら着付け教室
上尾市愛宕、バリュープラザの近くにある個人宅の着付け教室です。駅前ではないので上尾駅からバスに乗って8分くらいです。
マンツーマン~少人数制で、押し売り・押し付けなどは一切なく、練習用の着物や帯を無料で貸してもらえます。 日時は平日の10:00~12:00、13:00~15:00、15:30~17:30になります。
初心者向けのコースは料金4回で7,560円。16回で1コースが終了です。着付の仕事の資格取得のコース、3回7500円の浴衣の講習、短期で着付け方だけ学ぶ7回17500円のコースもあります。必要な費用は全て公開されているので安心です。
無料体験もありますよ。
ハクビ京都きもの学院
ハクビ京都きもの学院は、ジョイフル恵利を運営するまるやまグループの着付け教室です。着付けの基本だけでなく、TPOに適った着こなし・メイク・立ち居振る舞い・マナーまでトータルに身に付けられる実用的なカリキュラムになっています。
かなりの短期間で着付けを取得したい方には、手ぶらで参加可能な2回レッスン(7000円)。もう少しじっくりという方は、手ぶらで参加可能な6回レッスン(17000円)。着物の知識や礼儀作法もというかたは、月額9000円で3回通えるコース、資格取得したい方には免許料込みのコース…など、自分に合ったコースが見つかりやすいでしょう(^^)/
着付け教室以外の「和のおけいこ」もたくさんあるので、着付けだけでなくもっと着物を楽しむことができます。
電話番号:0120-42-6711
公式ホームページ:http://www.hakubi.net/
和装着付教室
所沢市を中心に開講して約30年の和装着付け教室になります。月に2回、少人数制でのレッスンになります。
入会金は無料で、月2回で2000円という安さ!道具は使わず手結びが基本で、着物を持っていなくても無料レンタルできます。
資格取得コース終了後には仕事の推薦もしてもらえるので、すぐに実用的に学んで実践することができます。
レッスンの開催場所は、所沢・狭山・入間・坂戸・東松山・飯能・滑川町にて各2~4回ずつ、10:00~12:00で開催しています。
きものカルチャー研究所 浦和教室
きものカルチャー研究所は、JR浦和駅北口より徒歩6分、浦和ロイヤルパインズホテルすぐ近くの個人宅の着付け教室です。
マンツーマン~2名様までの個別指導なので、じっくり自分のペースで進めることができます。振替も講師とスケジュールが合えば、可能ですよ。昔ながらの伝統的な手結びでの着付けを学ぶので、特殊な器具などは必要ありません。練習用の着物や帯を無料で貸してもらえます。
初心者向けのコースは料金4回で7,560円。16回で1コースが終了です。着付の仕事の資格取得のコースもありますよ。必要な費用は全て公開されているので安心です。
まとめ
埼玉県にはたくさんの着付け教室がありました!特にさいたま市に多くなりますが、意外と都市部から離れた市町でも着付け教室はありましたね。
選び方のポイントとして紹介した
・自分の目的・目標に合っているか(初心者向け・資格取得向け)
・通いやすさ(立地・振替できるか)
・費用(無理せず払っていけるのか)
・着物や教材の販売・レンタル(押し売りはないか・着物や小物を持っていない場合はレンタルできるのか)
・集団レッスンなのか、個人レッスンなのか
を考えつつ、体験コースや見学に行ってみて実際の雰囲気に触れてから着付け教室選びをしましょう。
埼玉県の方が着物着付け教室に通う際の注意点
・埼玉県内の交通事情を把握しよう
埼玉県は都内へのアクセスが便利な一方、地域によって交通事情が異なります。例えば、大宮や浦和などの都市部では電車やバスが頻繁に運行しており、移動がスムーズです。しかし、秩父や比企郡のような郊外や山間部では公共交通機関の便が少ないため、車移動が主流になります。教室の場所に合わせて通いやすい移動手段を考えましょう。また、駐車場の有無や周辺の交通規制についても事前に確認しておくと安心です。
・気候や季節に合った着物選びを意識
埼玉県は内陸部に位置するため、夏は暑く冬は冷え込みが厳しい気候です。特に、熊谷や越谷などの地域では夏場に高温になることが多いので、涼しさを重視した薄手の着物や通気性の良い素材を選ぶことが大切です。冬場は秩父や飯能のような山間部では雪が降ることもあるため、防寒対策が必要です。季節ごとの気候に合わせた着物や小物を選ぶことで、快適に着付けの練習ができます。
・地域特有の行事やイベントを活用
埼玉県内では地域ごとにさまざまな伝統行事やイベントが行われています。川越では「川越まつり」が有名で、着物を着て散策すると街並みと調和した雰囲気を楽しめます。また、秩父夜祭では華やかな装いが求められる場面も多いです。これらのイベントを目標に設定すると、着付けの練習に励むモチベーションが高まります。教室で学んだ技術を活かして、地域の行事に参加してみましょう。
・初心者でも安心な教室選びのポイント
埼玉県には多くの着付け教室がありますが、初心者が通いやすい教室を選ぶことが重要です。特に、さいたま市や川口市などの人口密集地では選択肢が多いですが、口コミや実際の体験談を参考に、講師の丁寧さや指導内容を確認しましょう。初心者向けのコースや少人数制の教室は、個別にアドバイスを受けられるためおすすめです。また、平日夜や週末に開講している教室であれば、仕事や家庭の都合に合わせて通うことが可能です。
・費用や必要な道具を事前に確認
着付け教室に通う際には、費用や必要な道具についても注意が必要です。埼玉県内の教室では、コース料金以外に帯や小物の購入を求められる場合があります。特に、入間市や狭山市のような地域では比較的リーズナブルな教室が多い一方、大宮や浦和の都市部では料金が高めの教室も見受けられます。無理なく続けられる費用かどうかを事前に確認し、自分の予算に合った教室を選びましょう。また、教室が貸し出し用の道具を用意しているかどうかもチェックポイントです。
・地元の文化や歴史を学ぶ機会を活かす
埼玉県は着物文化に触れることができる観光地や歴史的スポットが多くあります。例えば、川越の蔵造りの街並みでは着物を着て散策すると、江戸時代にタイムスリップしたような気分を味わえます。また、小川町では和紙の伝統工芸が盛んで、和紙と着物の関係を学ぶことができます。教室での学びと地域の文化を組み合わせることで、より深く着物に親しむことができるでしょう。
・着物を着ての移動時の注意点
埼玉県内の電車やバスを利用する場合、着物での移動には注意が必要です。特に混雑する時間帯に乗車する際には、他の乗客とぶつかって着物が汚れたり、帯が崩れたりしないよう気を付けましょう。東武東上線やJR京浜東北線など、朝夕のラッシュが多い路線を利用する場合は、時間帯をずらす工夫も必要です。また、草履を履いての移動では足元が滑りやすくなるため、雨の日は特に注意が必要です。
・マナーを大切にした着付けの練習
埼玉県では、着物を着てイベントや教室に参加する機会が増えるほど、マナーへの意識も高まります。着物は伝統文化の象徴であるため、姿勢や所作に注意を払いましょう。教室での練習だけでなく、日常生活でも和のマナーを意識することで、着物姿がより美しく見えるようになります。
・定期的な復習と実践の場を設ける
教室で学んだことを忘れないためには、定期的な復習が欠かせません。埼玉県内の茶道教室や華道教室に参加すると、着物を着る機会が増えるためおすすめです。また、地域の友人や家族と一緒に着物を着るイベントを企画するのも良い方法です。実践を重ねることで、より自然に着物を扱えるようになります。
・地域コミュニティとの交流を楽しむ
埼玉県では、地域のコミュニティを通じて着物文化に触れる機会があります。例えば、さいたま市や春日部市では着物をテーマにしたワークショップや講演会が開催されることがあります。こうしたイベントに参加することで、着物に関する知識を深めるだけでなく、新しい人との交流も楽しめます。
埼玉県で着物着付け教室に通う際は、地域の特性や生活スタイルに合わせた工夫を取り入れながら、日本の伝統文化を楽しく学びましょう。